索道を見に行こうと日立市へ向かう途中のことでした。
道すがらの昭和橋。ちょうど、新道ができ、旧昭和橋を解体している現場に出くわしました。
最近は、新しいものを作ると、危険だといいながら、すぐに古いものを解体してしまいます。
風情も何もないですねぇ・・・
もはや、解体工事は進み、近づくこともかないません。
写真には撮れませんでしたが、新道から見ると、解体の工程、橋の構造がよくわかります。
2007/4/8
やはり気になったので、再度昭和橋を訪れました。
今度は、歩いて新橋を渡って横から写真にとって見ようと。
解体の始まっている昭和橋。全景
河口からの距離。
まだ、銘板も残っています。
利根川を渡る橋。
昭和橋です。
竣工は昭和37年。さほど古くありませんが・・・
てくてく新橋上を歩いていきましたが、怖い!!
旧橋側には歩道がないし、そのため欄干も低い。腰の辺りまでしかない。
ちょっと足を滑らせたら転落できるぞ・・・
橋の端は高くて怖いしかといって離れると車で怖いし(ここは天下の国道122号)
危ないので、まねしないほうがよいです。
旧橋の上に、なぜか仮設橋が乗っています。
何故これから壊す橋の上に?と思いましたが、構造物を壊すわけだから、自重を支えるものは必要。
旧昭和橋はスパンごとに色が塗り替えられ、鮮やかな外見を見せています。
路盤が剥がされ、橋の構造がよくわかります。
路盤剥がしたら工事しにくいだろう、と思ったら、線路が引かれて作業場自体が移動できるようにな
っているのですね。
まだ、県境標識は残されています。
ちょうど、県境くらいで折り返しました。
帰りは反対側にあるだだっ広い歩道を歩いて戻ります。
新道を歩いてわかりましたが、この新道は4車線道路の片割れのようです。
旧昭和橋の跡地に相方を建造することになるんでしょう。
ということは、橋げたも残らないほどきれいさっぱりなくなる恐れがあります。
橋のたもとに、道の駅羽生ができかかっていました。
最後にもう一度全景。
最近、いわゆる鉄橋が減る一方で寂しい限りです。