改めて、連結器。
4線なので、当然4機ありますが、すべて残存しています。
すべてに解説つけているのはちょっとうざいですが。
往年の名機キハ82。
よくわからないウィンチ。とはいえ、走行レールも船の形状に合わせて作成されてあり、凝った作りです。
そういえば、青函連絡船も末期はJRの標識をあげていましたが、退役後は軒並みJNRに戻りましたね。やはり、味気ないJRロゴより、こちらのロゴの方が親しみやすいのでしょう。
広々とした車両甲板
らっぱですよ。らっぱ。
こういうものは国鉄のものとはいえ、艦船の雰囲気ですよね。
洞爺丸の沈没の一因とされた後部開口部をなくすための鉄扉。
鉄扉を閉めるためにはレールもあげなければ・・・
現役当時にはあり得なかった光景ですが、これはこれでおもしろいですね。
連絡船の廃止とともにお役ご免となった控え車。
機関車の重みが船にかかるとバランスを崩すため、このような控え車を連結し、貨車を押し込んでいました。
って、書いてあります(や、現役の頃にも見てたけど)。
さて、わくわくのエンジンルームですよ。
海面下に入ります。
車両甲板の真ん中に階段があるはずもないので、これは新設の階段です。
ハッチとしてはあったんでしょうね。
さて、エンジンルームですよぉ・・・って、配管しか見えませんが・・・
さて、これが八甲田丸の心臓、V16ツインターボディーゼルエンジン。
その出力は1600馬力を誇ります。
ターボ(石川島播磨製)と巨大な排気管。
船の大きさの割に、1600馬力じゃ力不足だと思いますか?
上の配管をよく見ればわかるとおり、エンジンは一機ではありません。
下の図のように同じものが8機。よって、12800馬力。
展示は半分の4機見られるようになっていますが、水密壁の向こうに残りの4機もありそうでした。おそらくこちらの部屋と同じ構成でしょう。
このように水密壁で独立させることによって、こちらの4機がだめになっても航行可能なようにしていたようです。
あほのようにでかいターボ。
銘板も見えます?
シリンダーヘッド一つ一つにこのようなロゴが。
メーカーのロゴでしょうが、私は知らない・・・
2008/1/7追記-----------------------------------------
摩周丸の資料によると、八甲田丸は川崎重工のMAN型エンジンだと言うことがわかりました。ロゴの由来は相変わらず不明。
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構造を見せるために、所々あけてくれてます。4バルブなんですね。
メカ好きにはたまらん光景じゃなぁ。
へぇ。
しばし、工業機械の美しき光景を。
で、オペレーションルームです。
防音もしっかりした快適な環境で勤務できたそうです。
各エンジン、各気筒のエンジン排気温を常に監視していたよう。
壊れれば温度下がるもんな。
そういうわけ。
そういえば、エンジンルームには随所にホイストがありました。
用途不明・・・
さて、この先、発電機。
わくわく。
水密壁はさすがにごつい。
発電機は直列8気筒。ちょうどメインエンジンを半分にした感じ。
それが3台・・・
ハイテク津軽丸型を運行するためには大量の電気が必要です。
たぶん、あれが発電機本体。
見学コースはゆっくり見ても40分コースとなっております。
・・・日が暮れてる。てことは4時間はいたのでは・・・(--;;)
何度来ても飽きません(何度目か覚えてないし)。またこよう。P>