旅の途中、滝観洞を見たあとの話です。
まだ、次の鍾乳洞を予定していたのですが、まさか、キロ単位で洞窟歩くことになるとは思っていないかったのでさすがにちょっと飽きた。
おまけに、時間的にも厳しそうだなぁ。
というわけで、予定変更、適当に探索しよう。
と、地図を見ているとなにやら怪しい線路発見。
岩手開発鉄道と言うらしいですが、地図で見る限り駅がない。
近くだし行ってみよう。。。
早速、線路発見!
う〜む、明らかに現役線。使っているようですねぇ。
て、そこ行き止まりなんですけど・・・
えええ???駅もなにもないのにいきどまりぃ?
この先も廃線でも未成線という雰囲気でもないし。。。
小さな橋もありますが、立派な線路も健在。錆具合を見ても現役。
なにより信号ついてますからね・・・明らかに生きてる。意味わからない・・・
悩んでいてもしょうがないので、ちょっと進むと、それっぽいものがありましたよ。
鉱山とホッパー。これなら貨物線だなぁと言う意味もある。
しかし、この先の線路の意味はまだ謎・・・
おお、かなりの規模ですよ。
とても立派な線路です。新幹線級でないか?
なんだ、ちゃんと駅あるじゃない。
ホームの端は線路で補強されていました。
現在のものより細いみたいだから、過去に使っていたものでしょうね。
駅名、岩手石橋駅。
ホームもありますが、時刻表もないので、旅客扱いはしていないよう。
なんたって、ホームはあるけど、その前に線路がありませんから。
あれ?線路あっちに行ってる?あっちはさっきの行き止まりの方向。。。と、いうことは?
おおお、スイッチバックだぁ。。。
これは予期せず珍しいものみれたぞぉ。
コンベアからはどんどん砂利が出ていました。
立派なホッパー。これほどの規模が未だ現役とは。
てゆうか、鉄路でホッパーって事はいまだにセキが現役って事?
ホッパーの先もすぐに行き止まりです。
完全な終着駅。先の延長も計画はなかったようです。
こんな形状の車止めもあまり見なくなりましたよねぇ。
帰り道で見かけた橋も立派。
帰ってきてから調べたところ、岩手石橋駅は現存する日本唯一のスイッチバック終着駅。
これは予期せず珍しいものをみれました。
ちなみに、列車は見られなかったのですが、石灰石輸送のセキがDLに引かれて走っているようです。
おおお、今度見に来たいぞぉ。