栃木県のとある集落にある神子内橋。
線形改良によるごくわずかな旧道区間ではあるが県の土木遺産にも認定されている昭和10年竣工のコンクリートアーチ橋が存在する。
現道を日光側から足尾方面へ向かい走行すると、真っ赤なトラス橋が目の前に現れる。
これが、現神子内橋であり、旧橋はこの脇に存在する。
が、行き過ぎました・・・(T_T)
ま、まあ、次の交差点を左に曲がってもいけますから。
というわけで、曲がってすぐのY字を左。
すると、なぜか妙に広い空間に出ます。
なぜか、バスケットのゴールもあるし・・・(--;)
さて、目的地はすぐそこ。
都合よく広いここに車を止めて探索しましょう。
目の前のコーナーを曲がるとそこはすぐに神子内橋。
銘板も現存。一連の122号旧道に共通の鉄板製の紫色の銘板。
ゆえに、錆びちゃうんですけど・・・
土木遺産になっている割にはいい具合に腐ってます。
渡良瀬川の支流になる神子内川。渡良瀬川から続く一連の渓谷は見事なものです。
いったい何キロ続いているのか。
戦前の特徴を持った鉄筋がむき出しになっています。
当時の構造を知るには絶好の物件かと。
やはり、全景は撮りたい・・・
脇に道っぽいものを見つけたので進みます。
川へ降りられるか?
・・・すぐそこに湧き水らしきものがあり、道はそこで尽きてしまいました。
振り向くと、木陰からではあるものの、どうにかアーチが見えました。
細い柱が美しい。