なんだか、この林道は万世大路の福島側に雰囲気が似ている。
硬くしまったダートと一定で延々続く上り坂が。距離も近いかも。
と、いうわけで、工事中ですが、誰もいませんでした。
道の真ん中に重機放置・・・
次のヘアピンで見かけた珍しい看板。
お、携帯通じるのか?・・・auは通じません。
携帯っていうか、お仕事用無線の話でしょうね。
雲行き怪しいぞぉ!!
ヘアピンを曲がると、なにやら不穏なものが見えました。
手書きの看板を見ると、架線あり頭上注意との事。
こんなところに電車ですか?
まさに、切り出し現場でした。
谷側にある建造物は一時的に材木を保管するためのものでしょうか?
架線とは索道のことでした。
立ち木を使って建設してしまうところがすごい。
さて、材木はどこから持ってくるのでしょう?
索道の行き先はここからは見えない。
仮設貯木場を過ぎ、さらに上流を目指します。
というわけで、次のヘアピンで、林道工区の境を見つけました。
・・・まだ先がある。いい加減疲れたんですけどぉ。
とあるヘアピンで深い切り通しとなっていました。
ここに来て雨も強くなりまして、へたれな私は撤収することにしました。
あとから地図上で確認したところ、この先見えてるコーナーを曲がったあたりで終点だったよう。
まさに切り出し作業中。
て、細くない?
ちなみに索道の終点は結局見えませんでした。
ほとんど山頂だろうな。
なんか、後半つまんないなぁ。なんかないかなぁ。
というわけで、対岸に見つけた石垣。
このかなり上には今走ってきた林道があるものの、何のための石垣なんだろう・・・
時代も古そうだ。
まあ、それはさておき、くだりは上りよりは楽。が、ダートのくだりは意外と大変。
と、舗装路まで走って安心したところ、落ち葉に隠れた落石を見事に踏んだ。
「がん!ぷしゅ〜〜〜〜〜」
・・・やっちまった。油断した。
てなわけで、このあとへろへろと帰りましたとさ。
リム大丈夫かなぁ・・・
お疲れさまでした・・・ちゃんとなおしてあげるから・・・
や、雨きつかったぁ・・・
あ?あめは?
せんろ〜〜
せんろ〜〜
線路標識はだいぶ古めのデザイン。
私なりの結論:
この林道は林鉄由来ではなさそう。
各所に線路が見られるのは、おそらく、ちょうど林道の開設時期に林鉄の廃止時期が重なり、利用されたものではなかろうかと。