n:\data\latest\hp\hi-ho\071118_4
2008/05/06 22:15:40
383 Images

西沢の奥地に発見したプレハブ小屋。

山奥だけに原形をとどめています。

DSC_0110.jpg

一升瓶多すぎじゃねぇ?

DSC_0112.jpg

そして、もっとも危険な便所。

DSC_0119.jpg

ところで、この廃屋にはガスボンベが2つほどあったのですが、大丈夫なんでしょうか?

怖いので触らずにおきましたが・・・

DSC_0121.jpg

さて、複線区間も終わり、また元の道。

崩れた橋を渡りながら進みます。

DSC_0123.jpg

遙か遠くにあった川面が近づいてきました。

DSC_0127.jpg

スーパーナローゲージ。

DSC_0129.jpg

残存橋梁発見!!

DSC_0132.jpg

・・・残存と言うには微妙か?

DSC_0134.jpg

う、ちときついな。

どうにか通りましたが。

DSC_0147.jpg

が!やられた!!

DSC_0150.jpg

これはさすがに通れないか?ん?

DSC_0151.jpg

お、矢印。

DSC_0152.jpg

ええ〜〜〜そんな道ですかぁ?

DSC_0153.jpg

て、いまさら・・・

DSC_0155.jpg

まだまだ。

DSC_0160.jpg

比較的安定した線路跡を歩くと、突如谷側に引きずりおろされたレール。

DSC_0161.jpg

何事かは後ほどよくわかるので、まずは、道の跡を進みましょう。

DSC_0162.jpg

そのまま進むと明確にここまでだったとわかる行き止まりが存在します。

さ〜〜って、線路はどこ行ったかなぁ、と対岸を見ると、ちょっと低い位置に橋脚が見えます。

よく目を凝らすと、私が立っている位置より結構高い対岸に明らかに続きと思われる切通し。

DSC_0164.jpg

・・・遠い、なんという距離感。

てゆうか、あの橋脚までの橋となると、定義の木造アーチに匹敵する・・・いや、それ以上のアーチ橋でなければ超えられないはず。

・・・見たかった。

DSC_0166.jpg

しかし、そうなると、橋脚の高さがつじつまが合わないように思う。

半分くらいしかないか?

上部は木造だったのでしょうか?

DSC_0169.jpg

さて、ここで究極の選択。

・引き返す

・沢渡りしてさらに進む

一応、登山道としては現役のルート(素人には信じられないが)なので、赤いリボンによるマークがされているのは途中で見ました。

まあ、終点の絶壁よりは立ち木があるからましかなぁ程度の崖くだり。

下ることはできるが、登れるか?

・・・協議の結果、軽装になっていくことに。

DSC_0176.jpg

と、下っていくと、さっちゃん。「橋脚〜〜〜」

へ?おおおおお、あったぁ!上半身!!

DSC_0178.jpg

橋脚自身の鉄筋もレールでした。

細い森林軌道のレールが2本だけ。

姉歯物件どころの騒ぎじゃないよ・・・

DSC_0179.jpg

やまいがごっこ。。。

DSC_0181.jpg

ま、ほんとは現地でしばらく悩んだんですけどね。

あまりに左岸の橋脚が遠かったので、右岸にもあったのではないかと。

でも、やはり、左岸の橋脚の上半身が流されたと考える方が自然。

DSC_0183.jpg

何が根拠かって?引きずられたレールの長さです。

先ほどの道床からここまで、レールが千切れることなく続いているのです。

DSC_0186.jpg

えらく捻じ曲がりながら。

長さ的にちょうどいいんですよね。

DSC_0189.jpg

突如、存在する案内看板が異様。

DSC_0190.jpg

河床へ降りて間近で見る橋脚。

下部の石垣は崩れ、痛々しい姿をさらしています。

垂れ下がったレールが見つけられます。

DSC_0194.jpg

穏やかな西沢の流れ。

があれほどの大きさの橋脚と橋梁を押し流すほどの災害が過去にあった。。。

DSC_0196.jpg

まあ、見事きれいな崖。なんとわかりやすい行き止まり。

DSC_0198.jpg

さて、問題の沢渡り。

今日の気温を考えると、濡れずにわたることが必須条件でしょう。

・・・無理。絶対無理。

向こうに行きたいのであれば、夏場に濡れてもいい覚悟してくるべきですな。

夏場に覚悟の上でざばざば渡るには気持ちよさそう。

DSC_0199.jpg

や、むりだって。

DSC_0202.jpg

と、いうわけで、引き返すことにしました。

名残惜しいですが、すでに昼を過ぎている・・・

戻らないと明るいうちに帰れません。。。

DSC_0207.jpg

というわけで、まずは路盤に復帰しなければ・・・

乱積みの石垣。見事!!

降りなければ気が付かなかったかもな・・・

DSC_0210.jpg

ところどころ、ワイヤーが手助けをしてくれますが・・・

これ、その辺に落ちてたの使ってるだろう?

DSC_0217.jpg

あとは来た道引き返すだけなのですが・・・帰りは全然印象が違う。

何でこんなところ通ってきたの?

てゆうか、こんなの渡れるわけないだろうって所ばかり。

行きのうきうき気分と帰りの消化試合の感じがここまで影響するものかと。

帰り道のテンションだったら、絶対最後まで行かなかったな・・・

ということで、遊歩道まで帰ってきました・・・なんだか、道塞いでで休憩している人いるけど。

ま、まあ、まさかこっちから人がくるとは思わなかったんだろうけど。

DSC_0219.jpg

さすがにちょっと休憩。膝が痛い・・・

DSC_0222.jpg

さて、この先は軌道跡を転用した遊歩道。

一般の観光客も歩く道なので、まったく安全。

というか、整備されすぎててつまらない。

DSC_0223.jpg

しかし・・・ここで、膝いてーとか、疲れた〜〜〜とか言ってると相当へたれに見られたろうな・・・

人の倍歩いていることなど知らないだろうから。

DSC_0261.jpg

DSC_0228.jpg

先ほど、滝見台からはるか上空に見えた橋と思われるところから下を見ると、カモシカがいました。

なんか食ってる。こっちを気にしながら。

野生のカモシカははじめてみたなぁ。(望遠がなかったので、最悪画質失礼)

ごく最近整備されたようで、きれいな橋の連続。

が、時々、レールを利用した桟橋や、仮設足場を利用した桟橋。

DSC_0259.jpg

所々あるレールはうれしい。

DSC_0278.jpg

石垣の様子が上流と違いますね。

遊歩道用に整備されたものでしょう。

DSC_0283.jpg

途中見かけた素敵機械。。。

DSC_0303.jpg

帰り道の看板で、発見。

さすがに上流は悪路と定義されているらしい。

DSC_0322.jpg

膝を引きずりながら消化試合をこなすと現役林道にぶち当たります。

DSC_0324.jpg

そこには、巨大(に見える)なトンネルが。

地図上で気になっていたトンネルが2本ありましたが、そのうちのひとつがこれ。

・・・ま、普通の林道トンネルということがわかりましたね。

上のトンネル・・・いいやもう。こんな感じだろう。

DSC_0327.jpg

というわけで、道なりに降りていくと、立派な橋にたどり着きます。

これを渡ると、往路との合流点。

DSC_0330.jpg

ふと左を見ると長い長いつり橋があります。

これが、登山道の旧道だったようです。

しかし、現橋も昭和41年竣工ですから、それからずっと?

DSC_0334.jpg

気になってしょうがないので笹薮をかき分け、橋の袂までたどり着く。

木製の主塔。趣深いと言うかやばい香りが・・・

DSC_0335.jpg

「橋が落ちる危険がありますので渡らないでください」

DSC_0336.jpg

まだ、形は保っていますが・・・

DSC_0337.jpg

・・・てゆうか、落ちまくってますけど。

いやぁ、まったく渡る気が起きない橋ですな。

落ちたらやばい高さだし。

DSC_0339.jpg

木製主塔はトタン屋根のおかげか、良好な状態を保っています。

DSC_0342.jpg

この先は、来た道と同じルートを戻ります。

が、目線が違うので新発見。

DSC_0344.jpg

以上、無事に車までたどり着きました。

さて、もう一イベント。

参考文献1によると、広瀬ダム湖畔のふるさと記念館というところに当時のトロッコが保存されているとの事。

ここまで来たなら見ておきましょう。

DSC_0362.jpg

こんなものであの軌道を駆け下りていたそうです。

木材にまたがり、手綱を引く要領でブレーキをコントロールする。

DSC_0366.jpg

て、ブレーキこんなだし。

保持してるの木だし。

DSC_0368.jpg

隧道結構ぎりぎりだったのではないですかね?

積みすぎると頭打ったりして・・・

DSC_0369.jpg

ま、道路沿いなので、お気楽に見学どうぞ。

DSC_0374.jpg

関係ないけど、裏には金庫らしい金庫がありますよ。

DSC_0375.jpg

長く続いた西沢編もやっと完了です。

長らくおつきあいありがとうございました。


Created By Link-Album Maker 1.10
Wan's HomePage