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2008/02/11 21:31:04
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先日ちゃりでめぐったときには、最後でへろへろだっただけにほとんど写真も撮らなかった区間ですので、今回再訪しました。

時期も時期なので、ちゃりはもってきませんでしたが、雪ないし・・・これならちゃりでよかったじゃん。

というわけで、今回は徒歩。

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湯の川電停を降りて少し先に進むと、押しボタン式信号のあたりから緑園通が始まります。

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普通に市民のための遊歩道ではありますが、これが戸井線の跡です。

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入り口から既に気合の入った整備状況。逆に言うと、遺構はあまり期待できない・・・

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反対側もそれなりに跡があるようなないような。。。

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所々ある東屋。

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道をくぐるにもこんな感じで、鉄道の痕跡はなにもない・・・

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鉄橋きた〜〜〜・・・でもね。

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戸井線跡はいくつかの川を渡り、そのたびに鉄橋が架かっていますが、それらはいずれも昭和50年代の真新しいもの。

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川のほうもかなり改修を受けているようなので遺構は見つけられません。

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ちょっとだけ、鉄道路盤の雰囲気を感じられる一枚。

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鉄橋はバリエーションに富んでいます。一つ一つ形態が異なる。

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そういう楽しみ方もあるかな。

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しばらく歩くと、線路をまたぐ陸橋が現れます。

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3連アーチのいかにも戸井線らしい遺構(現役だけど)。

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まあ、落書きはさておき、なかなかよい腐り具合をしています。

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反対から撮影。戸井線はアーチが好きですね。

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今回は徒歩なので、じっくり見ていきましょう。

というわけで、上に上がります。

上は普通の生活道路ですね。結構車通りはあります。

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さて、銘板は・・・半分残存か。。。って木?

木製銘板ってはじめてみたかも。しかも、縦半分残存。

表面に何か書いてあったのでしょうが、当然のように減ってしまった銘板では字を読むどころではありません。

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ほ、他の親柱どうなんだろう?

なんと、他親柱は銘板が完全に残存。

て、何も読めませんのでただ木の板がついているだけですが。

長年にわたっていたずらされなかったのは関心です。まあ、注目されなかっただけでしょうが。

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あちこち崩壊を始めています。

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でも、なんか埋まってたりするあたりはちょっと手抜き工事の感が見受けられる。

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戸井線のコンクリートには竹筋が用いられていたと聞いていましたが、鉄筋も使用されていた模様。

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アーチの内側に埋め込まれた材木。これが何を意味するものなのか・・・

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さあ、テンションあがってきたぞぉ。

この先がんばるか。。。といいたいところですが、この先、気になる遺構は何もなし。

消化試合なので軽く流してください・・・

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途中、一般道と交差したりしながら遊歩道はだらだら続きます。

相変わらず一直線なのは特徴的ですがね。

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ガーター橋見つけて期待して下に降りてみましたが、やはり道路規格のもので期待はずれだった。

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てゆうか、むしろ平成ですよ。

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緑園道としては昭和51年にできたそうです。

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とある交差点で突如遊歩道はなくなり、立派な道路に変わります。

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でも、この区間はごく短く、教習所の脇で再び戸井線跡の遊歩道になります。

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ちょっと住宅街の中を進みますが、

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この先はさすがに短く、再度道路に飲み込まれます。

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以前はこの突き当たりに

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こんなんもありましたが、

すっかり突き当たりではなくなり、整備されてしまったので、こんなになってました。

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該当工事は平成16年竣工だそう。戸井線跡は便利なバイパスとして生まれ変わりました。

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もうこの先はバイパスとして整備されてしまって、あとかたもありません。

で、このバイパスもさすがに尽きるのですが、

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その先もどんどん整備されています。

5号線まで延ばすつもりなのでしょう。

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工事現場が通り抜け出来ないので、ちょっと迂回します。

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先ほどのバイパスの先。もう開通は間近か?

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その先には築堤の廃線跡らしい景色。

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ごくわずかに残された最後の跡。

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迫りくる開発の波。

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小さな川を渡っているので、期待して降りてみましたが・・・

う〜む、微妙・・・古そうにも見えるし、新しくも見えるし。

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この先はすぐに国道5号線に突き当たります。

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築堤の高さから見ても、戸井線は5号線をまたいでいたのかなぁ?

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最後に駐車場を抜けると

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5号線にたどり着きます。

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この先、五稜郭駅まで何の遺構もありませんが、なぜか、道路形状がいまだに戸井線の形を維持しています。

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5号線からゆるいカーブを描いて五稜郭駅まで向かっている。

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途中見かけた、あまりにもすてきな消火栓。函館市内ではたくさんみることができます。

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それっぽい道を歩いていくと、広い公園となって、五稜郭駅の構内へと飲まれていきました・・・

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現在も、北海道の貨物ターミナルとして忙しく活動している五稜郭駅。

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津軽海峡唯一の陸路である青函トンネルは廃れつつある鉄道貨物輸送の最後の砦なようにおもう。

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