と、言うわけで、抗口の脇を通り、トンネルの通っている尾根を高巻きにします。
抗口裏。
文字通り道なき道を歩き、反対側の坑口を目指します。
なに、短い直線トンネルの上をまくだけだ、余裕だろう。
・・・坑口どこ?
上ったと同じだけ降りればいいんだからぁ・・・
って、違うわ!!ケーブルカーなんだから、相当降りなくては!!
がすった、道なき山・・・やばくね?
で、やっと見つけた坑口。
一人だったら迷ってたかも。
抗口上、こわ。気が付かずに歩いてたら落ちたりして・・・
こちらの抗口はフェンスによる簡易なもの。
もはや、何かに押し出されてしまっていますが・・・
歩くにもつらいほどの急斜面であるケーブルカーよりも急に高度を下げるということは・・・
ほとんどがけを降りるようなものですよ。要注意。
やっとたどり着いた反対側。
て、開いてるし。
ものすごい落ち葉の量。
また、トンネルの中まで到達した霧が幻想的。
抗口に古めかしい碍子が残っていましたよ。
既に日は昇っているというのに、濃い霧が光を通すことを許さない。
キロポスト発見!!
掘るべし掘るべし。
トンネル内なので、きれいに残っています。
ちょうどここが1Km地点らしい。
まさにキロポスト(--;)
さて、先は見えないが進みますか。
これしきの倒木でへこたれているようでは、廃道は歩けないさ。
さて、次なる目標を目指し、どんどん降りていきます。
架線柱跡。なぜ根こそぎなぎ倒すのか?
山側の造形
ずんずん。
またも、キロポスト発見。
やはり、外にあると痛みは激しい。
蜘蛛の巣も普段は絡まっていやな存在だけど、霧がかかると美しいよね。
切り通しの最後にある、架線柱跡。再。
山側の造形・・・は、似たようなもんだな。
ほ。向こうにうっすら・・・
程なく現れた第2トンネル。
や、むしろ、こちらが下だから、先ほどのものが第2でこちらが第1か?
抗口の意匠は、先ほどのものとほぼ同じ。
ま、当たり前ですが・・・
yazzさんとの比較で、大きさがよくわかりますね。
国鉄非電化路線と同じくらいかなぁ?
先の明かりが見えないのが気になりつつ続く。