秩父鉱山の索道に始まり、調べれば調べるほどに面白い索道。
ついにバイブルともいえる、索道本(日本近代の架空索道)を入手した。
未だ全てを読み切ったわけではないけども、ページをパラパラめくっていればいやでも目につく。
その名は、猿沢索道円柱支柱!!
「崖上に直径3.0mの鉄筋コンクリート円柱を建て、頂部は鉄製支柱・2基を植え込んだ独創的なものであった」
そして、その高さは30m!!
現存していれば大騒ぎだろうが、せめて土台でも残っていないだろうか?
と、言うわけで、まずは探しに来ました。
当初は、猿沢というのがどこなのか見当もつかなかったが、索道本の記載をよく読むと、猿沢索道は通洞選鉱場南隣を出発し、一度曲がって岩沢へ向かうそうだ。
つまり、通洞から山に入ったところになる。
アプローチに選んだのは、小滝の小学校跡だ。
足尾の観光スポットにもなっているし、少しだけ旧道が残っているので、駐車に関しても問題ない。
さーて、どうしたもんかな?
ま、うだうだ考えてもしょうがない。
その辺を登っていこう。
この辺は、岩がゴロゴロしているので、なかなか危険。
足尾の歴史を知っていれば理解できるだろうが、石が安定していない。
落石の可能性が非常に高い。
時折、このように安定している尾根もあることはあるのだけど・・・
基本はこんな感じ。
浮いた岩がゴロゴロしている。
と思えば、このようにロッククライミングが必要な場面も出てくる。
<大げさに言っていますよ
ひゃ~~~~
ある意味一番怖い。
撃たないで~~私は人です~~
息を切らしながら、ひたすら高度を上げていく・・・
すると・・・
あ、あれは???