と言うわけで、反対を向くと、このように支柱とブルドーザーと小屋。
て、ワイヤー張っている!!現役?



 




二本目の支柱



 




ワイヤーの行き先は見えない。

足尾の山中に飲み込まれてしまっている。



まあ、見てわかるとおり、この施設は現役当時の循環索道とは明らかに違う。

高原木の堆積場をメンテするためのワイヤークレーンだろう。

ワイヤークレーンも索道の一種ではある。





 




ふと、右を見ると、簀子橋堆積場が見える。

あちらはGoogleMAPでも目立つので有名ですね。

入り口からゲートで封鎖されているが。





 




ところで、このワイヤークレーン支柱は土台との向きが明らかに合っていない。

ということは、この土台は過去循環索道に使われていたものではないだろうか?

この場所は過去の索道駅跡ではないかと思うのだがどうだろうか?



 




さて、先ほどの小屋にお邪魔しますよ。



つまり、ワイヤークレーンの動力室と言うことであろう。

全部残っているよ~~~





 




素敵エンジン。

ちょっと古めかしい作りの6気筒ディーゼルですね。



 




なお、メーカーはいすず





 






当たり前ですが、屋内でカバーにも保護されているので、非常に保存状態がよい。

スイッチを入れれば動き出しそう。



 






エンジンの先には操縦席とワイヤードラムがある。

や、この手の機械をまじまじと見たことはなかったなぁ。



 




ワイヤードラム。

ワイヤーはこのようにきれいに巻かれている。





 




まさに、「パズー!ブレーキ!!」な、レバー。

何で三本あるのかも、どう扱うのかもわからないけど、車のように統一された運転方法なのかな?



しかし、もろに事務所椅子な椅子。



 






ということで、3つあるブレーキレバーは、

「前ドラムブレーキ」

「後ろドラムブレーキ」

「エンドレスブレーキ」

です。

意味わからん。

特にエンドレスブレーキがわからん。



 




情報過多にもほどがあるので、先に進もう。

この場所は何度も訪れることになる。



最後にカブトムシ君と共に、次回へ。