ぶらぶら走り回っていたときに見つけた併用橋。
うにもぐ博物館に行った帰りに近くだったので寄ってみた。
とりあえず、渡ってフランスに来てしまった。
ご覧の通り、道路橋としては現役。
立派な門が見える。
手前はごく一般的な桁橋のようだな。
ちょっと不安な細い歩道を門まで歩く。
こういう装飾はヨーロッパの特徴ですかね。
門の向こうは鉄橋のようだ。
で、何が併用橋だ、ただの道路橋じゃないかとお思いでしょうが、併用橋なのですよ。
ほら、ここから線路引いてある。
鉄橋も、なかなかのさび具合ですなぁ。
手入れしてなくて不安。
ジョイント部分!
レール一体のジョイント!
こんなの見たことないし、現役当時から併用橋だったことがわかりますね。
手前もアスファルトで埋めてあるだけで、レール埋まっていそう。
で、ご覧の通り、この先は歩道がなくて危ないので、一時撤退。
こんなローカルな道路でも車通り多いのですよ。
ライン川渡る橋は数多くないし、こう見えても国境の橋なので。
橋を渡ると道路は少し曲がって行く。
そのあたりで、まっすぐ進んできたと思われる線路がまた現れる。
橋の上が複線だったのは疑いないが、このあたりは単線となっている。
橋の上は併用橋なこともあり、右側通行にしないといけなかったからだろうか?
これ、列車の後ついて走ってたりしたんだろうか?
楽しそうだなぁ。
ちょっとだけ、えーっと、上流か。上流へ行き橋の全体を撮ってみよう。
こんな感じ。
さあ、おかしなところが見えてきましたね。
少し戻りました。
先ほどの線路をたどってくると、このようなトンネルが。
まあ、これは上に走っている線路の築堤をくぐる道路のトンネルですけどね。
ご覧の通り、通行止め。
老朽化が進んでいるようだが、別にどうこうするつもりもないらしい。
ま、くぐってみたけどね。
別に目に見える劣化は見られませんでした。
トンネルに至る道は、なんだか花咲き乱れる農園でした。
たまには一眼レフっぽい写真もあげてみる。
さ、さくっと、ドイツに戻ってきました。
え?ここどこかって、同じ橋の反対側ですよ。
このように全然違う。
こちらにも埋もれてしまった線路があります。
併用橋の証ですね。
こちら側には、歩道がついているので、渡って行ってみよう。
高所恐怖症の身にはちょっと恐ろしいのだけど。
極めて近代的で、手入れの行き届いたトラス鉄橋。
安心して渡れますね。
そして・・・
ザ、境目。
国の境、国境なのだから、橋を作るのも、管理するのもそれぞれの国なのだろう。
左がフランス、右がドイツ。
何が言いたいかというと・・・まあ、そういうことですよ。
で、反対側には歩道がなかった以上、歩道はここで終了です。
あとは、車道のすみを歩いて行ってください。
危ないって?それはフランス側のことなのでドイツは知りません。
まあ、ちょっと、フランス側に食い込んでいるのは、ドイツの良心か?
てか、今更ながら、フランス側はリベット止めか。
昭和30年代ってところか?<昭和で言うな。
なお、境目はほぼ中間地点ではあるが、それ以上に、このようにライン川の中州になっている。
このような立地条件なので、区分分けもしやすいのだろう。
なお、中州に降りられるような設備は見つけられなかった。
ドイツ側も、このように単線となっている。
複線区間は橋の上だけという状態だ。
そして、こちらも鉄道が直線、車道が外れていく形となる。
最後にこのような標識を見つけた。
正直意味はわからないが、実用性と言うよりも、何かモニュメントなのではないだろうか?
と、言うあたりで今回の探索は終了。
線路上に芽生えた若木はこのまま大木となることが出来るのだろうか?