南ドイツをふらふらしていたときに、後述する貨物索道を発見。
その後、調べてみると、家から比較的近くにもう一つあることが判明。
会社帰りのドライブがてら行ってみた。
会社帰りで、いい加減遅い時間の上、iPhoneで撮影したので、写真がしょぼいのは勘弁いただきたい。
この頃住んでいたStuttgartから、観光地、Heidelbergへ向かう途中の小さな町にそれはある。
Nusslochと言うところにある鉱山から、Leimenというところにある巨大工場へ鉱石を輸送する索道のようだ。
もう真っ暗だよ。
索道は途中に屈折点があり、非常に細かい鉄の籠という感じだ。
この先私有地で、さすがに通報されたくないので、この先は遠慮しておきました。
ぶれぶれ・・・
今見てみると、索道方式は、日立索道と非常に近いな。
バケットは少し小さいかもしれない。
支柱も、コンクリート製の特徴的なものですね。
まあ、日本でも索道の支柱は個性豊かだからな。
真っ暗な中、iPhoneで撮っているので、勘弁。
あ、データ見たら、iPodだった。ま、変わらないか。
やはり、4つプーリーの複線式索道と、日立索道を思い起こさせる構成だ。
残っているものの共通性を考えると、耐久性か運用コストに優位性があったのかもしれない。
あ、でも、えい索は比較的張ってますね。
日立は、だるーん、びろーんだったから。
それぞれのポイントで動画を撮っていたので、以下載せておきます。
写真よりよく撮れてるんじゃないかと・・・
1枚目写真の部分。途中、Boxterの排気音からもわかるとおり、索道はほぼ無音。
屈折点動画。ほぼ真上をバケットが通過しているにもかかわらず、ほとんど音がしない。
近くに開けた場所を見つけたので、少し長めに動画撮ってみた。
遅くまでけなげに運んでいます。
さて、最初に記載したドライブ中に発見した索道は実は別物。
そちらも合わせて紹介しましょう。
70Km/h規制終了。全開で踏んでけ(100Km/h制限です)。
一応、この道は重要幹線であるので、しっかりした屋根がつけられている。
てか、なんかおかしくない?
トリミングですみません。
おわかりいただけただろうか?索道支柱の足が消えているのである。
このような心霊写真は、索道支柱の足に災いが起こることを予言して・・・
あ、はい、道路の屋根と支柱が一体化しているんですね。
面白い構造です。
バケットはやはり、4プーリーの複線索道。
方式は先ほどと同じだが、形状は大分異なるようだ。
こちらのえい索は、だるーん、びろーんですね。
こちらは道すがら適当に撮った写真しかないのでこれにて失礼。
再取材するにも今住んでいるところからはちょっとばかり遠いので。
ちなみに、Lorenseilbahnは、
Loren : トロッコ
seil : ワイヤー
bahn : 道とか鉄道の意
ってことです。