こんな弱小ページだが、やっているとすごいことが起こるものだ。
猿沢索道についての調査を見かけて、なんと、猿沢集落に住んであられたという方から連絡があった。
貴重な資料、写真をいただき、掲載許可もいただけたので、再訪の報告と合わせて公開したい。
さて、今回のスタート地点は、備前立山山頂。
登山道口に大きな駐車場も整備され、安全な登山道で1時間程度で到達できる。
なのに、我々はなぜか同じ駐車場から命がけで5時間半かけてここに到達した。。。
それはまた別のお話。
季節がよかったのか、山頂では花が咲き乱れ、多くのハイキング客が来ていた。
我々は目指すものが違うためスルーして山を下り始める。
登山道を歩き始めてわずか100mほどでもう道を外れる。
とはいえ、尾根沿いにゆけばいいので難しいことはない。
このあたりの尾根は初めて歩いたが、あちらこちらに穴が開いている。
昔の狸堀のあとなのか、崩落して出来た穴なのかわからないが、落ちればただではすまない気配だ。
群馬県側の山塊を望む。
何も人工物の見えない景色。実際には林道があるが、エスケープがない山なので心細い。
ここにも底の見えない穴。
いくらでもある。
坑道なのか、自然に出来た穴なのか、崩落の結果なのかよくわからない。
しばらく歩くと、久しぶりに人工物が現れた。
直方体のコンクリートだ。
うーん、なんだろう?これ?
見たことない形状だなぁ。
直方体に付随するようにこのような形があるが・・・
また、反対側には極太のワイヤーがひっかけてある。
小規模の索道か、ワイヤークレーンの類いの基礎だろうか?
まあ、よくわからないけど。
よく見ると、崖下にもコンクリの基礎がある。
それなりの規模の施設だったようだが・・・なに?
ワイヤーこんな感じ。
索道のワイヤーとしてはなんかおかしい。
なんでしょうねぇ。
さて、やっと見慣れたところに到達した。
遠くにモノレール終点の小屋と軽トラがみえる。
さて、いつものアンカーにたどり着いた。
猿沢集落に向けての尾根を降りていこう。
水山索道、水山停留所着。
手入れはされているようで、またらしいブルーシートにくるまれた何かがある。
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ワイヤークレーンの支柱も相変わらず元気です。