さて、山中に入っていきます。
あまり事前情報なしに来ていますが、まず、インクラインがあったと言うこと。
なんとなく、斜度が一定な溝が見られるのでこれがインクライン跡かなぁ?
まっすぐなこともあるので登っていこう。
少し登ると、突然巨大構造物が現れた。
これがインクラインの終点か??
これは、間違いなくホッパーですねぇ。
ちょっと下に行ってみたが・・・これは危ない!
鉄筋むき出し。表面のコンクリははがれてしまっている。もう、いつ崩れてもおかしくない感じ。
というか、真ん中の穴は崩れた結果だし。
ここは元々開いていったホッパーの出口ではないだろうか?
というか、本来床があって見えない角度のはずだが。
同じ所を外から見てみたところ、出口が残っていたよう。
結構崩れているので、形は曖昧な感じなのですが。
ま、これでこの構造物はホッパー確定と言うこと。
と言うことは、この下にインクラインがあったと言うことなのでしょうね。
ホッパー脇にはこれまた謎のコンクリ構造物が現れた。
なんか水槽かなぁ?
さて、さらに上にも遺構はあるようなので、さらに登っていこうと思う。
と、道が曖昧なので適当に登ると、鉄塔発見!!
プーリーもあるので間違いなく索道鉄塔。
まあ、事前情報で存在は知っていたが、ほとんど平行してインクラインもありながら、索道もあり、よくわからない状況です。
結構高いねぇ。土台のコンクリは腐り始めているけどまだ鉄塔は問題なさそうだな。
さらに登っていく。
穴来た~~~!!
なにやら、怪しいトンネル入り口が現れましたよ!
どーん。
立派な隧道です。どセンターに大木が育っているのが印象的。
さて、この隧道の行き先は・・・
行き先はありません。すぐ行き止まり。
土台から見ても、インクラインの機械室だったのでしょう。
ということは、ホッパーは終点じゃないわけで、なぜ、途中にホッパーがあるのだろうか??
さて、もう尾根もすぐそこなので、一度尾根に出よう。
さて、尾根に出ました。
尾根は登山道になっていて、よく整備されています。こういう場所に出ました。
で、切り通しのようになっている部分が気になり行ってみると。。。
索道プーリーあった!!
あれ?てことは、索道は山越えしてたの??
こちらは木造の塔だったようだが、まだ、主要な構造物が残っている状況だった。
木は腐って金具だけが残っていることが多いけど、こうして残っているとどうやって作っていたのか分かっていいですね。
ここは、結構ゴロゴロ部品落ちている。
峠越えで全荷重が乗るのでかなり立派な支柱があったのだろうな。
ちょっと珍しいと思ったのは油壺。
昔はベアリングなかったので、これで油を供給し続けたのでしょう。
とはいえ、この小さい油壺じゃ頻繁に給油していたんだろうな。
第一回探索は、まず、皆様確認している有名物件を確認しました。
ただ、インクラインとか索道とか結局どうなっているかはよくわからなかった。
これからはっきりさせていこう。。。