さて、クーラントを吹き出したあと、水だけを補充していたので、ほぼ水しか入っていない状態。

防錆の観点でもさっさと交換しないといけないのだが、ここのところの冷え込みでいよいよ凍結の心配も。



なので、さっさと交換しよう。



ラジエーターのドレンを緩めてみると、出ては来るがほとんど出てこない。

おや?と思うも、よく見ると、入り口も出口も上向きにホースがついているので、確かに構造上出てこない。

おいおい、これどうするんだよ。

整備書を見てみると、というか、見ていたのでわかっていたのだけど、エンジンブロックにもドレンプラグがある。

これを緩めると、だば~~~っと出てきた。 思ったほどでなかったが、まあ、いい。




ドレンをしめて、どれだけ出たのか試しに水道水を入れてみる。

中洗うのもかねて。

すると、5l位しか入らなかった。



うーん、資料によると、冷却水は9l入るようなので、半分程度しか出ていないな。



で、今回、入れようとしているのは、プロピレングリコールが基材のEURO ONLY1と言うもの。

今回、性能と環境負荷の観点から、プロピレングリコールにこだわってみた。



で、クーラントはこういうように抜けきらないことがあるので、原液の方がいいのだけど、プロピレングリコールものは、ほとんど希釈液しか売っていない。



もとが、55%なので、さらに半分になると・・・あーだめだなぁ。

どうにかもっと抜かないと。


追記:


翌日再作業。


水を抜くために前をあげて見るも全く出ない。


ドレンが右に集中しているので、左をあげてみると、ラジエーターからだばだばと。エンジンブロックからは大して出ない。


これは良さそうなので、いきなり本番。高いクーラントを入れてみる。


青がきれい。


ドクドク注いでみると、今度はどんどん入る。


ちょっと、規定線より多めに入れてしまったが、7.5l入った。


これだけ入ればいい感じかな?


濃度は約46%。凍結温度は資料によって違うからいまいちわからんが、-20度程度か?


十分実用的。


 


なお、エンジン側のドレンはこの辺。