ふと思い立ち、薪ストーブと廃油ストーブ作りました。



材料と工具です。



作業は並行していきます。


まずは、薪ストーブ。


煙突をあてがって、穴位置をマーキングします。



そして、どこのご家庭にもある、80ファイのホールソーで穴を開けます。


途中面倒になったので、あとはジグソーで。



廃油ストーブです、同様に80ファイのホールソーで蓋に穴を開ける。



100ファイの煙突が通るようにジグソーで切り込みを入れ折り込んでいきます。



廃油ストーブの方も同様に切り込みを入れ、1lのオイル缶の上蓋を外したものをはめ込みます。


蓋外しには直線切りも出来る缶切りを使っていますね。



薪ストーブには薪を置く網が欲しかったので、いろいろ探しました。


ジョイフル本田の流し台(外用)売り場でこんな感じの網発見。


サイズが合わないので、一目分ちょん切りました。


これもジグソーで切れちゃった。


ジグソーって、木工用のイメージがあったけど、金工用の歯を使うとこんな程度あっさり切れちゃう。


18Vリチュームイオンだとコンセント準備するよりも気楽に使えてすごくいい。



ハイ絶妙。長さ100mmのM10ボルトでなんとなく足もつけてみました。



廃油ストーブ、2次燃焼用の穴を開けてみる。


このあと、下に開け忘れたのに気がつき、燃焼中に適当に開けてます。


内側が蓋についているので、メンテのためにばらせるのがいいところ。


 


なお、各固定ですが、刺してるだけ、置いてるだけ。


やってみたらなんか大丈夫そうだったので。


 


煙突だけは、重量バランスの関係で倒れそうだったので、足つけていますが、写真撮っていなかった。



 


さぁ、いってみようか!!


ヤードで試運転だ。



煙突力すごい。


乾燥したいい燃料を使えば、煙突から火を噴くほど。


いい調子で燃焼していると、「しゅご~~~」っと排気音がする。



廃油ストーブは着火に少し手こずったが、燃え始めると安定燃焼。


いい感じ。なんかすごく難しいイメージだったんだけど、そうでもなかったな。



うまい具合に行ったので満足である。


 


 


さて、以下理論説明。


・薪ストーブについて。


今回は、煙突の理論の立証実験でした。


燃焼で重要なのは、酸素の供給を確保すること。


煙突を立て、煙突が温まると、強い上昇気流が発生し、どんどん空気が抜ける -> どんどん吸い込む。


実際、調子よく燃焼しているときは炎が煙突に吸い込まれていくのが見える。


 


乾燥した薪だとうまくいくが、しけった薪ではうまくいかない。


空気の流れが前から後ろになるので、後ろにしけったものをいれ、乾燥させながら燃やすと良さそうだ。


手前は乾燥した薪を炊いて、強い空気の流れを確保する。


また、燃焼室内の空気の流れが前から後ろなので上から板状のものを置いてしまっても燃焼が確保できていい。


 


・廃油ストーブについて


廃油の燃焼は、廃油を気化させて燃焼させるため、燃焼を維持するのが難しいようだ。


なので、強制的に空気を送ることもあるよう。


今回は、2次空気利用のストーブを参考に、2重構造を作ってみた。


というもの、物置屋根を塗るのに使った塗料の缶と、エンジンオイルの1l缶がちょうどいい感じに重なりそうだったので。


内側の1lエンジンオイル缶に燃料である廃油を入れる。


外側缶との隙間は2次燃焼用の空気の流れになる。


 


内側缶を薪の燃焼で暖めると、廃油の気化が始まる。


内側缶で廃油の燃焼が始まる。


外側缶との隙間も暖まり、上昇気流が発生、上面に空気が供給される。


で、なんか、いい感じに燃えるのでしょう。


 



そんな遊びをしていたら、聞き慣れない鳴き声が。


シジュウカラっていうのかな?