全開で走ると、ガタガタと音がします。

プロペラシャフトでも暴れているのかな?


ジャッキアップして確認すると、簡単に手で動くほどぐらぐらしている。

これ、逆に何で普通に走れるんだ?


センターベアリング交換ですね。



とりあえず、ジャッキアップして、触媒の遮熱板を外します。

排気回りがこれだけですんだのはよかった。

排気管外すようだとまた大騒ぎ。


で、ミッションマウントも外します。

当然、ミッションはジャッキで支えておく。



あとは、センターベアリングのマウントとか外して、前後のコンパニオンプレート外していく。



前側のコンパニオンプレートは前回面倒だったので、今回、初交換。

見事なまでに破損しています。



ぶち切れそうです。



はい、ペラしゃとれました。

なんか、ものによっては、前後つながっているやつもいるようですが、私の車はスプラインで刺さっているだけだったので、するっととれました。

車載するときも前後別々にやれるので楽です。



さて、問題のセンターベアリング。

ここで、プロペラシャフトを支えているのですが・・・

支えてませんね。回りのゴムが完全崩壊。

逆に何で走れてたんだと。


なお、スプライン部分は本来ゴムカバーありますが、当然のように紛失。


 



新品部品とだめな部品。

完全にすっぽり抜けちゃっています。



で、ペラしゃの方はこう。

本来さっきのわっかとこっちは一体部品なのですが、とれちゃった。



ベアリングプーラーでひっこぬっきます。


このあと、新品のマウントにベアリング圧入します。

プレス機(サンバー号と地面と油圧ジャッキ)と、古いベアリングでいい感じに。


さーて、できあがったものをシャフトにどう圧入するか少し悩んだのだが、いい、SST(塩ビ管、呼び30)があったので、あてがってたたき込む。






あとは、組み立てていくだけ。

試走してみると、いい感じに直った様子。


これで、メカ回りの不具合は全部直ったかなぁ?


 なお、なんで、普通に走れていたかは組み付け時にわかりました。

コンパニオンプレートの剛性でなんとなく正しい位置になるようになっている。

逆に言うと、センターマウントがちゃんととされていないと、コンパニオンプレートの負担も大きい。