配線って太さがいろいろあると思います。
一般に、電流容量から太さを決定し、使用する。
市販の電線にはちゃんと書いてあるのでわかりやすいね。
が、純正品はその規定よりも細いものを使っているので調べてみた。
とりあえず、自動車用、12Vでの使用条件に限定します。
ハーネス選定に当たり気にするべきは電流容量と電圧降下(抵抗値)。
太ければたくさん電流を流せるし、遠くまで運んでも損失が少ない。
細ければ、流せる電流は少ないし、損失が多い。
で、電線の電流容量ですが、本質的には何から決まるのでしょうね。
結論から言うと、熱みたいだ。
発熱というのは、電力なので、電圧 X 電流。
言い換えると、電流^2 X 抵抗。
電線細いと抵抗が大きい。太いと小さい。
で、発熱の結果、被覆の耐熱温度を超えちゃうのが電流のスペックと言うことの様子。
なので、正確には電流容量は外部温度にも依存する。
そして、被覆にいいものを使って耐熱温度が高いと電流容量も高い。
何が言いたいかというと、被覆がシリコンの耐熱性の高い電線だと、電線が細くてもたくさん電流を流せますよ。
でも、抵抗値は銅使っている限り変わらないので、長いハーネスは太くした方がいいね。