いろいろ削っているけど、スピンドル変えてから設定が繊細になった気がする。


NCフライスに向いている素材である、POM(いわゆるジュラコン)を削ってみると、溶けてぐだぐだになってしまう。


Proxxonの時には別に問題にならなかったけどなぁ。


 


いろいろ調べると、切削速度を速めたり遅くしたり。


スピンドル回転数は下げる方向のよう。


あとは、一度の切り込み量を薄くするか。


 


うまくいっていたときと一番違うパラメーターは切削速度かな。


過去の履歴を確認して同じ速度(100mm/min)でやってみる。 


 


-> その後、いろいろなパラメーターで、実験。


結局、スピンドルからのエネルギーが多すぎるので、回転数を下げるしかない。


1000rpmまで落として、切削速度を200mm/minで実験中。


-> エンドミル折れた。


 


なので、エンドミルを秋月で格安(10本で400円!!)で購入した再生2mm millに変更。


設定を、2000rpm、50mm/minで実験中。


とても時間がかかるが、やっと久しぶりに溶かしているではなく、削っている感じになった。


 


この様子だと、マシンのポテンシャルが高くても、液冷にしないと高速化は出来ない感じだな。 


 


190403 追記


結論。


2mm径エンドミルの場合、スピンドル回転数:2000rpm、切削速度:50mm/min、1mmピッチがPOMが溶けない限界点。


Proxxonの時は、回転数設定8000rpmでうまくいったけど、所詮30W程度のスピンドル。実質回転数はここまで落ちていたのだろう。


途方もなく時間はかかるが、回転数低いので静かだし、ほおって置けばいいので。


 


さらに追記。


だーめーだー


1層目がなんとかうまくいっても、より深い層になると熱が逃げないのか、ぐだぐだになる。


おまけに、熱でベース自体がゆがんでしまった。大失敗。