プラ切削。


素材の融解、反りに注意


十分にスピンドルの能力がある場合は、回転数を下げすぎても発熱量軽減の効果はうすい。


「切削量=送り速度x切削深さ」が、メインのパラメーター


融解条件を見ながら、切削量を決め、スピンドルが振動しない程度の回転数にスピンドルを設定する。


スピンドル回転数が低すぎるとむしれるように削れるので注意。


基本的には一度の切削深さは浅くしなければならないようだ。溶解してしまう深さだと、いくら切削速度を遅くしても溶ける。浅くすると切削速度が速くても溶けない。


 


POM:


適切な負荷になると、切削くずが粉末で出てくる。


負荷が高すぎると、溶解して連続的なくずになるので、様子を見ながら調整。


 


負荷制御、切削深さ0.2mm 6mm flat endmill 3刃、送り速度200mm/min400mm/min、回転数1600~3000rpm(条件によるので、切削結果を見ながら調整)


負荷制御、切削深さ0.2mm 3mm flat endmill 3刃、送り速度200mm/min、回転数4500rpm


負荷制御、切削深さ1mm 1mm flat endmill 3刃、送り速度100mm/min、回転数10000rpm

 

 


塩ビ:


負荷制御、切削深さ1mm 6mm flat endmill 3刃、送り速度30mm/min、回転数1500rpm