なかなか、データ通りに行かないので苦労しているが、悪条件の排除として、以下のような条件を考えている。


思い通りに行かない理由


・Z軸の剛性の問題で、必ずしもZ軸が正しく出ていない。細い刃物では問題なさそう


・素材の熱による反りがある。ネジ止め必須ではあるが、反り防止のため両面テープ止めも必要になってくる。


・スピンドル回転数と素材融解問題。融解を恐れてスピンドル回転数は下げているが、それだと、規定量が切削できていないかもしれない。


 


 


対策:


G-codeデータの細分化が基本です。


・まずはあら取り。6mmエンドミル。


0.1mmで取る。仕上げ代は、径方向0.5mm、軸方向0.2mm


スピンドル回転数は3000rpm程度だったが、表目荒れてもかまわないので4000rpm程度で削る。


一番時間のかかる切削なので、一日で終わる程度の厚さ設定にする。


・軸方向下地


なんだか、軸方向のつじつまが合わないことがあるので、ちょっと強引につじつまを合わせる。


最大切り込みピッチは0.05mm。


しかし、最初の実際は0.2mm位行くこともあるかもしれない。


仕上げ代は、径方向0.5mm、軸方向0.1mm


これは、2~3回やった方がよさそう。


 


・径方向仕上げ

仕上げ代、径方向0mm、軸方向0.2mmで、横だけ削る。


横だけなので、切り込みピッチは0.2mmでいい。


。軸方向仕上げ


最大切り込みピッチは0.05mm。


仕上げ代、径方向0mm、軸方向0mm

・細部仕上げ準備


エンドミルを1mmに変更。


取り込みピッチ0.1mm、仕上げ代は、径方向0.2mm、軸方向0.2mm


回転数は正直正解を見つけられていないが、折れるのが怖いので、ほぼ全開10000rpm以上で。


・細部仕上げ準備


仕上げ代を、径方向0mm、軸方向0mmにして最終仕上げ。