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2007/04/20 22:33:12
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み、道がない・・・橋が落とされている・・・

ちょっと先に橋台が見えるので、降りて迂回するとしよう・・・

踏み跡もあるみたいだし。

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降りました。コンクリートの立派な橋台です。

ケーブルカーって結構頑強な規格で作られているんですねぇ。

国鉄規格と比べても劣らない気がする。

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う、藪。笹藪。。

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結構あちこちで枕木が落ちているのを見かけました。

橋の残骸は見つけられなかったので、撤去の際に落としたのでしょう。

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ふう、ついた。

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て、ただの橋脚じゃないか!!まだ路盤は先かぁ・・・

ここいらでちょっと不安になり始めました。帰れるかなぁ?

とりあえず、ケーブルカーには必ずある、あれに辿り着いたら行くか戻るか決めよう。

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え〜〜〜っと、次の目標は・・・

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は?

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はぁ????次から次へと橋脚が!!!

てゆうか、沢わたってるし。

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2本目の橋脚、すでに沢の向こうです。

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それをすぎるとまだ、橋の残っている部分があります。対岸ですが。

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おおお。予定外の沢渡り。大丈夫か、おれ?

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幸い、流れは多くないので慎重にわたれば大丈夫そう。

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わたったはいいが・・・路盤までは結構高さが・・・

この沢沿いに上るしかないなぁ。

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数少ない残った橋梁はコンクリート製でした。

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もうない。

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とりあえず、しばらくは路盤ありそうね。

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さて、登るし。

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うっしゃ、のぼったぁ・・・・え?なんか妙に広くない?

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とりあえず、下まで降りてみよう。

なんとなく、現役時代のイメージができますね。

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こ、これは、交換所跡では?

間違いなく複線の幅が確保された路盤。

枕木の跡を見ても複線なので、間違いない。

ということは、ここが中間地点!!

岩とか落ちてますけど・・・

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なぜ、わざわざ、橋梁に交換所を設けたのでしょう?

や、わざわざじゃないな。ケーブルカーの場合は、中間地点という制約があるから選択肢がなかったんだ。

やはり、架線柱の跡のようなものがあります。

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て、また途切れた〜〜〜〜

結局、交換所部分しか路盤は残ってませんよ。

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しゃあない、また地面に戻ろう。

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架線柱跡のようなものも、一つ下はえらい浸食されています。

地面が近い方が浸食は激しいのかなぁ?

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あまり寒くは感じませんでしたが、残雪が見られました。

今年は雪不足だったのに。というか、お散歩気分できた自分が心配になってきた。

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交換所の下はある意味隧道のようにも見える。

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コンクリはまだまだしっかりしているようです。

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地面に降りると鉄のアングル材の廃材が散乱していました。

手すりの残骸でしょうか?

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枕木あげいん。

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次の目標・・・ああ、完全に山歩きだなぁ・・・

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ぽか〜〜〜ん。なんで、こんな山奥にこんなコンクリの固まりがあるんだろう?

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しかし、とりつく島がないとはこのことだな。

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この路盤はすぐそこで尽きていそうですね。

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レール発見!!

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なかなか、立派なレールが2本落ちていました。

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断面は荒い。廃線時に切断されたんでしょう。

ところで、下界のキャンプ場で見たレールとは明らかに違うもの。

こちらが本物でしょう。

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ここの橋梁群は数多くの沢を一気に渡っています。

ということは、今はなき橋梁を巡るためには・・・あちこち沢を渡り続けるわけで。

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路盤が残っている部分と、撤去されている部分では明らかに取り付きがちがいます。

撤去された部分は鉄橋だったのではないだろうか?

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なぜかタイヤ。当然ケーブルカーとは関係ないでしょう。

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また、対岸に橋台が・・・しかし、あそこに辿り着くのは困難。

だいぶ離れてしまいました。

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おお、遠くに屋根が見える。あれが、登山道との接点か!!

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見えた屋根が近づいてきました。と、同時にその背後にはケーブルカー跡が。

橋梁は終わって石垣による築堤になったようです。

というか、相当上なんですが・・・

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そうか、ケーブルカーは限界斜度がないから、どんどん上がっていくんだ。

一度路盤を離れると引き離されていくと言うことか。

先ほど見えた屋根は水場でした。たすかった。。。ちょっといただきます。御神水。

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あの、賽銭がさびて大変なことになってますが?

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どうやって登ろうかなぁ・・・石垣をロッククライミングはしたくないなぁ。

というかそんな事したら落ちる。

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当分高さあるぞ。

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水の話がどうたらこうたら。

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高みを一直線に登るケーブルカー路盤。

独特な光景だなぁ。

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案内板があるということは・・・登山道に復帰!!

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おお、無事に路盤に帰れる。

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復帰!!

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ここまでは、作業用モノレールのレールが頂上から続いています。

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あちいので、上着をここで捨てます。帰りに拾いますよ。

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さて、ここからはひたすら階段です。

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つづく。


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