一番の目的だった鞍掛隧道を早々にこなしましたが、まだまだ油断はできません。
この先も厳しい岩場は続き、今度は片洞門です。
これも、かぶっている岩の量が尋常でない。
かなりの迫力。
面白いのが、途中岩場がぷっつり切れて沢のようになっています。
見上げると、まだ恐ろしいものが控えていますね。
まあ、見事に崩落があったようでガードレールなどなぎ倒されていますが。
せんろ〜〜せんろ〜〜〜
表だってなかなか見かけない旧タイプの注意看板ですよ。
何かのヒントになるでしょうか?
ちなみに、東京営林局となっていますが、ここは東京ではなく、埼玉。
埼玉県内は東京営林局の管轄らしいですよ。
・・・1.2Kmの話はどこへ?林道延長が5Kmちょっとなことはわかりましたが、これはどこからなのだろう?まだ5Kmあるの?(T_T)
ええ、観光地ですから案内もありますよ・・・ゲートの内側ですが。
えと、謎の人工物。
たぶん、水系のものだとは思うけど・・・
それを過ぎると第2のゲートが現れます。
ここには、転回できるようなスペースはあまりない。
鍵やチェーンを盗む泥棒が出ているそうですよ!
不審者を見かけたら通報を!了解です!!(僕はふしんしゃぢゃないよ・・・)
今日は、鍵もチェーン無無事でした。
ワタシニホンゴワカリマセン
しばらく上っていくと、突如建造物が現れます。
いかにも現役の建物。やば、人がいたら怒られるかな・・・
幸い、日曜なので、誰もおらず、黒板にあったマムシに注意という重要情報を得てさらに上ることにしました。
「マムシはきれいなところにいます」
さて、この建物のあたりで、広大な広場があります。
貯木場でしょうね。
広場との対比で勾配がよくわかります<広場は水平
こんな急坂、林鉄には上れないでしょう?
ですが、奥には石垣もあり、なんか、林鉄の基地のようにも見えなくもなく・・・
いずれにしても、道はまだ続くので、登ります。
ここで舗装は途切れ、いよいよダートになりました。
その後も上り勾配は一定で続きます。
いよいよ沢も迫って、終点もそろそろかと思ったところ、突如林道は方向転換です。
沢を橋で渡り、さらに上り詰めるつもりらしい。
橋の名は秩父橋。また、姿に似合わぬ立派な名前を。
ちちぶはし
ここから先は昭和55年に新設された区間らしい。
ということは・・・この先、林鉄を見つけられる可能性はなくなりましたね。
実際、線路による構造物が見られたのは、第2のゲートあたりまでで、その後は普通の木材、アングル材に変わってきました。
そんな事実には気がつかず、引き返すきっかけもなくしてもくもくと登ります。