足尾鉱山では、馬車軌道が鉱物の輸送や生活の足として活用されていた。
現在、ほとんどのルートは集落の路地として残っているが、遺構は少ない。
が、一部開発の手が及んでいない部分があったので、探索しよう。
アプローチは、遺構が期待されているエリアのちょうど中間。
始点終点は、私有地になっているようなので、アプローチが難しかった。
さっそくですが、この藪に突撃です。
藪はさほど続かず、少したつと踏み跡も明確な道が現れる。
おそらく、釣り人には頻繁に使用されているルートなのではないだろうか?
道を降りていくと、すぐに神子内川の河原へでる。
かなりの上流であるので水はきれいだが、既に流量は多い。
ひゃー、ちめてぇ。
夏場でも上流は十分冷たいです。
今回は、アプローチの段階から川渡りは覚悟していた。
さて、川渡ったがいいが崖ばかり。どうするかなぁ?
まあ、崖登るしかないのだけど。
うーん、河岸段丘なんだろうけど、意外と高低差あるな。
探索始めたばかりなのに、既にぶっちぎられている。
登り切ってみると、そこのは境界標があった。
何かしらの人の手が入っている証拠だ。
うわ!!いきなりあった!!
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足尾馬車軌道、その2 |