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トップ  >  日記  >  190501 ペダル配置のお話

高齢者のペダル踏み間違いが問題となるさなか、結論には賛成だが、途中の理論があまりにも無知なのでちょっと黙っていられなかった。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190427-00010002-carv-ind&fbclid=IwAR0unNefoNwaqKCNihHM6glmP59ztjgPI1Ul1ta9s07OcpngCQVnTn6Xhq4


車のドライビングポジションはシートに正しくまっすぐ座り、ステアリングが正面にあり、体をひねらずに各ペダルを操作できるように配置されるべき。


これは基本中の基本。


だが、もろもろのコンポーネント配置の都合でこの基本を守れていない車は異常に多い。


右ハンドル左ハンドル、外車国産車に限らない。いくらでもある。


私がBMW嫌いになった理由も一時期の左ハンドル7シリーズといういくらでも調整ききそうな車で体が左にひねるポジションだったこともある(センタートンネルに押されていたからだが)。


 


と言うことで、コンパクトカーだろうと右ハンドルだろうと左ハンドルだろうとペダル配置を正しく作っている車はたくさんある。


正しいか正しくないかは、何を優先するかというメーカーの思想次第。


まともな車を作るかどうかのバロメーターにもなるかもしれない。


 


と、ここまでは記事に賛成なのだが、この人、勘違いしていると言っている部分がとても思い込みで勘違いしている。


左ハンド推進論:


短い期間だがドイツで暮らしていたし、今も左ハンドルに乗る身としてはなんかおかしく聞こえる。


非正規ハンドル位置の車が正々堂々走れる国は日本くらいだとのこと。


ドイツにいたときはイギリスから来た右ハンドル車をいくらでも見たのですが・・・


今や、ユーロトンネルで陸続きとなっているイギリスとヨーロッパ本土は自由に行き来できる。


英連邦の国は左ハンドル走行禁止とあるが、英国本土は走行可能だ。


ドイツの法律を熟知しているわけではないが、確か、ドイツで右ハンドル車を所有することも可能だったはずだ。


ヒルクライムの会場で右ハンドルのランエボを見た記憶がある。向こうでは高額車両なので、日本の中古車を引っ張るのだとか。


同様に、特例ではあるが25年以上経過したクラシックカーはアメリカでも走行可能だ。


ワイルドスピードでも右ハンドル日本車が登場していましたね。


ごく一部の事例をさも一般的といい、日本だけが特殊とするのはあまりにもひどい。


まあ、左ハンドルはペダル配置が最適かというと、それは車の作り方次第なので、左ハンドル推進論にも反対だが、追い越し、乗り降りという一部の事象を取り上げて危険というのもいかがなものか(慣れの問題)。


右ハンドルでもペダル配置は最適化できる。


 


MT推奨論者も勘違いしている :


と言っているのに、「混乱の原因になるだろう」の一言で何の勘違いだかさっぱりわからん。


今までATに乗ってきた高齢者にMTに乗せるのは無理があるだろうが、多くの高齢者はMT経験があるはずなので、そもそもATに乗るべきではないと個人的には思う。


MT乗ってきたけど、年取って大変だからATにしようかななんて話を聞いたことがあるが、これが最悪だろう。


そもそも私はATで車庫入れとかするのおっかない。


よくあんな危ないもの乗れるなといつも思う(まあ、AT所有しているけど)。


なので、高齢者に限らずAT禁止してもいいんじゃないというのは持論。


足突っ張ったときにクラッチとアクセルが踏まれるので、空ぶかしになるけど、せいぜい転がる程度。


最初っからMTで一生MTならばAT車よりは間違いなく安全。


 


で、私はMT推進論者なので、町中走行での左足ブレーキ論はそもそもあり得ない(モータースポーツは別)。


 


 


反論するのであれば、多少の裏付けは取ってほしい。と言うひどい記事の紹介でした。

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