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さて、目的は、エバポレーターとヒーターコアの交換だが、それだけですみそうもない。

ばらしている間から、壊れる壊れる。



一つ一つ直しながら組み立てていこう。

とりあえず、アッセンブリーとしてはこんな感じ。





半屋内作業場があるとこういうときすごくいい。雨でも作業できるし、途中でも片付けなくていいし。





早速ばらす。

上の蓋を外すとこうなる。

もう、ヒーターコアが見えます。

スポンジはボロボロ。





パイピングのところのゴムには何か書いてありますが・・・あまり意味はないですね。







上のフラップなので、デフォガかな?左右はこのような角柱が回ることで連動するようになっている。





内気循環のアクチュエーター周りを外すと、ヒーターコアが外れます。





W124のヒーターコアは2種類あるようだが、うちの子はこのタイプ。

多分、極初期だけ違うタイプで、ほとんどはこっちのタイプなのではないだろうか?

ネットで眺めた範囲の話なので、よく知らんけど。





結構ばらけてきましたが、エバポレーターはなかなかハードル高い。









カバーを上下分離すると、エバポレーターが現れます。





しかし、この出入り口の配管気持ち悪い。

4回路くらいに分かれているのかな?

国産じゃあまりこういう配管見た記憶がない(U12しかやったことないけど)。



上になる部分のフィンは折りたたんである。

これは新品もこうなのでこういうもの。









エバポ外すと、さすがにただのケースになる。

そういえば、ゴミも崩れたスポンジばかりで、外由来のものはほとんどない。

フィルターついている車はいいねぇ。



とりあえず、掃除機で吸っておきました。



・補修その1、内気循環フラップ スポンジ

フラップは、スポンジによって密閉する構造になっている。

24年たっている割にはましだけど、もう、もろもろでだめ。





剥がして張り替えます。





ぐだぐだを覚悟していたのだけど、ただの両面テープで貼られていたのが幸いしたのか、きれいにすっきり剥がれました。






張ったのは、これ。

素材は、EPDMと言うもので、長く持ちそう。ドイトで買いました。

私の車はホームセンターで出来てます。





きれいに張れました。



組み付けると、いい感じに蓋出来ていそう。



長くなったので、分けます。







以下、資料として、負圧配管周りの写真を載せておきます。

小さいですが、右クリックで画像のみ表示すると結構大きく見れます。

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