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トップ  >  Linux  >  VPN構築  >  VPN構成方法まとめ、その4,tapデバイス作成

Windowsから、管理マネージャーでVPNサーバーに接続する。


「ローカルブリッジ設定」をクリック


eth0で登録していたローカルブリッジを削除。


仮想HUBで、設定した、VPNの名前を選択。


作成する種類は、「新しいtapデバイスとブリッジ接続」


新しいtapデバイス名は任意。vlanにした。


「ローカルブリッジを追加」をクリック。


動作中になった事を確認し、設定画面を閉じる。


 

サーバー上でifconfigでtapデバイスが追加されていることを確認する。


再起動後にもtapデバイスが追加されるように、サービスの起動スクリプトを変更。


# pico /etc/init.d/vpnserver


以下に変更。


変更点は、vpn_startのところだけだと思う。



#!/bin/sh
### BEGIN INIT INFO
# Provides: vpnserver
# Required-Start: $local_fs $network
# Required-Stop: $local_fs $network
# Default-Start: 2 3 4 5
# Default-Stop: 0 1 6
# Description: SoftEther VPN Server
### END INIT INFO

DAEMON=/usr/local/vpnserver/vpnserver
LOCK=/var/lock/vpnserver

vpn_start() {
${DAEMON} start
sleep 2
tap=`/sbin/ifconfig -a| awk '$1 ~ /^tap/ {print $1}'` tap=`/sbin/ifconfig -a| awk '$1 ~ /^tap/ {print $1}'`
brctl addif br0 ${tap}
}

vpn_stop() {
${DAEMON} stop
}

test -x ${DAEMON} || exit 0

case "$1" in
start)
vpn_start
touch ${LOCK}
;;
stop)
vpn_stop
rm ${LOCK}
;;
restart)
vpn_stop
sleep 3
vpn_start
;;
*)
echo "Usage: $0 {start|stop|restart}"
exit 1
esac

exit 0

 


以上でサーバー側の準備は整った。


その後、ルーターのポート開放をし、外部からの接続を試みる。


設定内容としては(iPadでの例)、


タイプ:L2TP


サーバー:設定したダイナミックDNSの名前


アカウント:作成したユーザー名


RSA SecurID:Off


パスワード:設定したユーザーのパスワード


シークレット:設定したIPsec事前共有鍵


全ての信号を送信:ON 


 これで、外部からも接続できるはずだ。


 以上で、サーバーの設定は完了。

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