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トップ  >  車両管理  >  Mercedes-Benz  >  S124 E36T AMG  >  作業日報  >  201212 エキマニ交換

さて、まともに動き始めて、運用を始めて気になるところ。


バルクヘッドのところに多少の隙間があるようで、どうしてもエンジンルーム内の空気が車室内に入ってくる。


エンジンルーム内の排気ガスが車内に入ってくるのがよくないんだよなぁ・・・


 


エンジンルーム内の排気ガス?だめじゃね?


世間ではそれは排気漏れという。


冷えた状態でエンジンをかけてエキマニ周りを探ってみると、一番後ろから思いっきり漏れている。


あ、これだめじゃん。交換しなきゃ。


 


 さて、外しますか。


基本は1気筒あたり4本のネジで留められている。


1番の上側だけ1本で止まっているので、6x4-1で23本のネジを外す。


2面幅は12mm


あらかじめラスペね吹いておいたこともあるかもしれないが、固着もなく、すんなり緩んだ。



 フロントパイプ側は、M8のネジで留められている。2面幅は13。


エキマニ側が溶接ナットなので、片側緩めればいいので助かる。


でも、さびさびで結構固着気味。



まず、フロント側外しました。



外れた。


ガスケットはメタル系のを使用していますね。


これだと、ガスケット抜けはないかな・・・



フロントパイプ側外そうとしたら、一本だけボルトアンドナットになっていて大変なことに・・・


手が入らないので、ガムテープさんに工具を押さえておいてもらってなんとか緩みました。



外れました。


スタッドボルトが壮観です。


フロントパイプにナットでも落とした日にゃ致命的なので、軍手はいてもらっています。


で、



あー、ぱっくりいってますな。


鋳造の上にもなかエキマニだからどうしようもないわ。


交換しかないな。。。


まあ、今回手配してるので。



なんとなく、実は前後同一部品かも?と思っていたけど、全然違いますね。



さて、交換する部品です。


修理だからね。しょうがないね。



ガスケット類も付属していて好感が持てます。


ただ、ガスケットは、メタル系ではないですね。



なお、エキマニは、内側から溶接して最後に削って仕上げている様子。


ネットで、職人さんが、この方式を馬鹿にしているような記載を見かけたけど、別にいいんじゃない?ちゃんと機能すれば。



これは、リア側。これ作るとなったら大変だなぁ。



 


ところで、エンジン番号がわかっていなかったので、確認。


エンジンブロックの一番下に刻印があるんですね。


あー、やっと見つけた。



少し上には、ベースのベンツ刻印もありますね。



後ろ側。


これ、思ったよりもフレームが近づいているから、なかなか絶妙な形状なんだな。



フロント側・・・


干渉してるじゃん。


うーん、ヒーターホースの形状が謎形状で、思いっきり干渉している。


これはどうにかしないと・・・


あと、オルタネーター配線もよけた方がいいな。


 


それよりも何よりも・・・エアクリーナーボックスつきませんけど!!



一応ついた。


修理だからね。しょうがないね。


 


 


 残った問題:


・エキマニとヒーターホースが干渉するため、ルート変更が必要


・エアクリーナーボックスが干渉するため、対処が必要。


・オルタネーター配線の保護。


・付属してきたネジがM10でM8の純正フランジに入らない。


 


 


 

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